心の寿命

病んでるおっさんの人生の反省文です。消える前に残しておきたいことを書き綴ります

大人の機嫌をとる

そんな中、大人の言うことをきいて、大人しくしてさえいれば、良い評価をされることを感じ取るようになっていた。

毒親からは「いい学校を出て、いい会社に入って…」と常に言い聞かされていた。勉強自体は好きではなかったが、そこそこ良い成績が取れていたので、周りの大人はチヤホヤしてくれた。

大人からよく見られることだけが、生き甲斐だったように思えてならない。

近所の子とも遊ぶことはあったが、それよりも独りで遊んでいたほうが心は落ち着いた。ブロックやプラモデル、また当時流行ったLSIゲームで遊ぶ日が多かった。手はかからなかっただろうが、その当時から何か大切なものを欠落させていたように、今振り返るとそう思う。